思いは言葉に
こんばんわ。naoです。
本日は「感謝の言葉は後回しにしない」ということについて書いていきたいと思います。
私は就職するまで身近な人が亡くなることを経験したことがありませんでした。
そのため両親に対して感謝の気持ちを伝えることはほとんどなく、逆に辛辣な言葉を並べることが多かったです。
そんな私ですがある出来事をきっかけに、感謝の言葉があればすぐに伝えるようになりました。
その出来事と言うのが【利用者の死です】
私は施設に配属されてから上司に毎日叱責されたり、慣れない一人暮らしで疲弊し、仕事をやめたいと思っていました。
そんなときに一人の利用者に出会いました。(仮名Bさんとします)
Bさんは私の下手くそな介護でも文句一つ言うことなく、むしろいつも「ありがとう」とおっしゃってくださっていました。
私はその言葉にいつも助けられていました。
そしてある日「また休み明けにお話ししましょうね」と私がBさんに伝えた言葉を最後に翌日逝去されました。
親しくしていた方が亡くなるという経験がなく、たくさん泣いていました。
その時Bさんとの過ごしていたことを思い出し、Bさんはいつも感謝の言葉をすぐに伝えていたことに気付きました。
人は死んでしまったら思いを伝えることはできません。
それはどんな人でも分かっていること。
しかし、多くの人が感謝の言葉をすぐに伝えているかというと、伝えれていない方が多くないでしょうか?
特に両親に対してです。
私はできていなかったです。
その日を境に実家に帰ればしてくれたことに対してすぐに感謝の言葉を伝えることにしました。
家を出た私が両親に合える回数は年にそう多くはありません。つまり、時間はそんなに残されてはいないということになります。
両親だけではなく、自分の周りにいる人に対しても同じように感謝すべきことがあれば感謝の言葉を伝えてくださいね。
人はいつ死ぬか分かりません。それが今すぐなのか10年以上先なのかも。
だからこそすぐに感謝の言葉を伝えることが大事になります。
なのでこれからも感謝の言葉を伝え続けていきたいと思います。
Bさんから大切なことを教えて頂くことができました。
最後になりましたが、思っているだけでは相手に伝わらないです。
必ず言葉にしましょう。
では。