【障害者】利用者支援の厳しいところとは
こんばんわ。naoです。
本日は障害者支援において厳しい面について代表的な2つの例を上げさせて頂きたいと思います。
パニックになると暴力をふるってくることがある
例えば物が無くなってしまったりや壊れたり、他人が大きな声を出したり等利用者によってさまざまですが、パニックになると職員をひっかいたりや殴ったりする方がいます。
加減を知らないので下手をすれば大けがに繋がることがあります。
また、一般人にも攻撃してしまうことがあります。
そうなると警察沙汰になります。
そうならないためにも、利用者がパニックにならないように環境の配慮、危険因子の排除が必要となってきます。
(私の施設では物が無くならないように徹底した物品管理、壊れたら類似品の購入、大きな声は極力控えるようにしています)
自分の欲求を満たせないと情緒が安定しない利用者がいる
例えば「○○が欲しい」と訴えている利用者がいるとしましょう。(この方はグループホームで暮らしています。一人で買い物へ行くと帰ることができません)
欲しいと一度思ってしまうと、「今すぐ欲しい」という欲求を抑えることができなくなります。
我慢ができないのです。
ただ、ここで許容してしまうと要求がどんどんエスカレートしていくので、
買えるものは買い物をする日を週で定め、欲求を満たすようにしています。
どれだけ泣かれてもここは絶対に守って頂きます。
ただ、困った欲求が「恋愛」です。
利用者が利用者を好きになることがあれば、利用者が職員を好きになることがあります。
そこまでは問題ないとは思うのですが、好きな利用者が他の異性と話していたら暴言を吐いたり、話しかけられた異性を殴ったりと平気でされます。
殴った本人は悪いと思っていないことが多いので、やったことが悪いことということを分かって頂くまで話しをします。
その際相手の気持ちを代弁することが大事です。
また、利用者が職員のことを好きになってしまうと、その職員に付きまとったり、家までついていこうとすることがあるので注意が必要です。
職場でもし異性の利用者から「私のこと好き」と聞かれても安易に「好きだよ」と答えないでください。
その言葉利用者は二度と忘れないと思っておいてくださいね。
好きな人から言われたら私たちだって心に残りますよね。
それと全く同じです。
言っていないのに付きまとわれる場合は、距離をとり、その利用者の見守りは利用者と同性の支援者に任せるといいと思います。
恋愛感情を抱くことは悪いことではありません。ただ、自分で制限をかけられないので私たち支援者がコントロールしてあげる必要があります。
最後に
本日の内容はいかがでしたか?
今回は代表的な2つの例を上げさせて頂きました。
皆さんの参考になればと思います。
では。