福祉業界の裏話(給与編)
こんにちわ。naoです。
本日は福祉業界の裏話(給与編)について書いていきたいと思います。
今回の内容は介護士2年半、生活支援員(障害者施設)4年働いた私の経験上に基づくお話しです。
参考になればと思います。
給与について
正直な話
福祉業界は3K業界と呼ばれているのはよく耳にしますよね。
そのKの中に給与が安いとあります。
これは本当なのかと言う所ですが
本当です。
新卒のころで例を挙げるならば、初任給自体はあまり変わりがないのですが、年齢を重ね30代くらいになると
一般企業で働く人と年収にかなりの差が出ている場合があります。
一般企業は成果を上げれば上げるほど、給与は上がっていくところが多いと思います。
(現に一般企業で働く私の友人たちの年収は600万に到達している子がいます。)
逆に福祉業界は管理職になってもせいぜい600万程度
現場なら年収400万に到達すればいい方です。
利用者の入居率が悪いとその分赤字になりますし、満床になれば利用者を増やせない。
また、介護度が重い方が多ければその分人を入れないと現場が回らなくなる。
そのため人件費が高騰し、給与を上げることが難しいのです。
年5000円の昇給があれば、優良な施設かと思います。
うちは2000円。
役職手当が1万あるも、残業代がカットされるので、年収が下がる可能性があります。
お金が欲しいと思う方には向かない業界かと思います。
福祉業界で働く際に注意すべきところ
言葉に惑わされないように
求人広告を見ていると
「やりがいがある仕事」「社会貢献できる仕事」「誰でも活躍できる」等
書かれていますが、正直ここしか強調できない施設はやめた方がいいですね。
だって福祉の当たり前の部分を強調しているだけですもん。
「特徴がありません!!」と言っているようなものです。
まだ、「残業無し」「ワークライフバランスが取れる」等が書かれている方がいいと思います。
まあその施設に入職を考える場合は、必ず現場の見学をしてくださいね。
求人広告ではたまに嘘に近いことを書いていますから。
こういう場合は現場に行って、日勤帯の人数と利用者人数を聞くとよいでしょ。
1人頭9人以下なら人的には問題ありません。
例えば50人の利用者がいるのなら、日勤に6人いれば問題ないということです。
それくらいいれば、残業も少なく、休日出勤も少なく済むでしょう。
人間関係は入ってみないと分からないことが多いですが。。