【介護の知識】体位交換について
こんばんわ。naoです。
本日は体位交換について書かせて頂こうかと思います。
体位交換は体が不自由でかつ、自身で寝がえりがうてない人のために、2時間に1回程度行うことです。
私たちも寝ている間に勝手に行っています。
「正直何回も体位を変えるのはめんどくさい」「そんなまめにやらなくても」
と思われるかもですが、やらないと大変なことになります。
体位交換を行わないと、徐々に患部が赤くなり、ただれてしまい、最終的に骨が見えてしまいます。
これを褥瘡(じょくそう)と言います。
利用者に褥瘡を作ってしまうことは介護士の恥と呼ばれてもおかしくない行為です。
私たちも同じ体位で数時間寝ているとおそらく患部が痛くなってきますよね。
だから勝手に寝返りをうつのです。
利用者によっては痛くてもナースコールを押せなかったり、自発的に痛いとおっしゃることができない方がいます。
体位交換は必ず行ってください。
その際ベットの高さが高すぎたり、低すぎないように注意してくださいね。
無茶な高さでやると腰を痛める原因になります。
体位交換を行う際に、拘縮(筋肉が固くなり動かない)の強い利用者がおられることがあります。
その方の体位交換を行うときは負担のかからないように気を付けなければなりません。
また、拘縮個所が身体にくっついているとその部分も褥瘡になってしまいますので、クッションをかませるようにしましょう。
体位交換はとても大事なので、必ず行いましょう。
利用者によって体位交換のやり方が異なってくると思うので、実践しながらコツを掴んでくださいね。
では。